世界遺産豊かなメキシコ

メキシコ内にはユネスコ指定の文化遺産、自然遺産が21ヶ所も!
古来から受け継ぐ自然、先コロンブス時代の独自な文化、植民後の融合文化
メキシコはわたしたちをさまざまな顔で迎えてくれます。


メキシコ中央高原  メキシコ湾岸部 メキシコ南部  メキシコ北部


メキシコ中央高原


メキシコ・シティ歴史地区とソチミルコ
 
メキシコシティはかつてのアステカ帝国の都を破壊して創られました。スペイン統治時代の重厚 な建築の残るソカロ(中央広場)地区のすぐそばではアステカ神殿の遺跡が見ることが出来ます。また、かつては巨大な湖があった事を証明する水郷地帯、ソチミルコにはアステカ時代の特殊な 農耕方法(チナンパ)が残っています。

古代都市ティオティワカン
 
メキシコシティの北約50kmに位置するテォティワカンのピラミッド郡は、紀元4〜7世紀頃に繁栄 したと言われる、謎の民族テォティワカン人が残しました。太陽と月の2つのピラミッド、中央を貫く約4キロに及ぶ死者の道、かつての大都市ぶりがうかがえます。

ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院
 メキシコシティの南東、ポポカテペトル山の山腹には14の修道院郡が残されています。当時キリスト教伝道にやって来た宣教師達により、フランシスコ会、ドミニコ会、アウグスティン会の建築様式が取り入れられています。

プエブラ歴史地区
 メキシコシティの南東のプエブラの街には、プエブラ独特の青タイル(アスレホス)をふんだんに使ったコロニアル建築が残っています。

ソチカルコの遺跡
 中央高原のトルテカ・サポテカ文明地域にありながら主神殿にはマヤの神官が彫刻されており、双方の交流の地として重要な儀式の行われていた可能性があると推定されています。

古都グアナファトと近隣の鉱山群
 メキシコシティの北西の古都、グァナファトは18世紀の鉱山ブームでもたらされた富が作り上げたコロニアル建築の美しい街。 またその鉱山開発の名残で、街中にトンネルが張り巡らされた特殊な街作りがされています。

ケレタロの文化財地帯
 メキシコシティとグァナファトの間にあるケレタロの街は、17、8世紀のコロニアルな街に、オトミ族・タラスコ族といった先住民の暮らしが隣り合った、不思議な空間です。

モレリア歴史地区
 メキシコシティの西、ミチョアカン州の州都。メキシコ独立の英雄、モレーロスの生地です。コロニアルな街並みの中には、1.6kmに及ぶローマ風アーチの水道橋もあります。

グアダラハラのカバーニャス孤児院
 19世紀から孤児や老人、障害者などの保護センターとして利用されてきた建物で、現在は市の文化センターになっています。20世紀の代表的壁画家クレメンテ・オロスコの傑作、「炎の人」が壁面を埋め尽くしています。


メキシコ湾岸部

古代都市エル・タヒン
 紀元4〜11世紀頃にメキシコ湾岸部で栄えたベラクルス文明の遺跡。メキシコでも珍しい様式の「壁がんのピラミッド」には窓のような窪みが365個あり、カレンダーの役割をしていたと考えられています。

トゥラコタルパンの歴史的建造物群
 メキシコ湾の港町として建設されたこの町は、スペイン文化とカリブ海文化が融合した造りになっています。広々とした街路に、様々なスタイル、色の建築がつくる街並みは大変際立っています。


メキシコ南部

シアン・カアン
 シアン・カアンとはマヤ語で「天空の起源」を意味します。ユカタン半島の東岸のこの場所には、豊富な熱帯雨林、マングローブ湿地、珊瑚礁、多種多様な動植物が生息しています。

古代都市パレンケと国立公園
 グァテマラとの国境近いチアパス州の熱帯ジャングルの中にある美しいマヤ遺跡。中心にある「碑銘の神殿」からは7世紀にここを統治したパカル王の遺体が発見されました。

古代都市チチェンーイッツァ
 ユカタン半島の北にあるこの遺跡は、マヤ文明と中央高原トルテカ文明の共存が見られます。まだまだ謎の部分が多く、詳しい事は分かっていません。
 マヤ歴をあらわすピラミッド神殿「カスティージョ」やマヤの天文観測台「カラコル」、生け贄を捧げる「チャックモール像」、不思議な聖泉「セノテ」などみどころ満載。

古代都市ウシュマル
 ユカタン半島のジャングルの中にある遺跡です。7世紀初頭に栄えたといわれ、「プウク様式」と呼ばれるマヤ独特の建築様式です。その特色としては、建築の壁一面に石のモザイクなどで過剰といえるほどの装飾が施されている事。
  小人が一夜にして造り上げたという伝説から名付けられた「魔法使いのピラミッド」はなだらかな丸みのある珍しいピラミッドです。

要塞都市カンペチェ
 メキシコ湾に面するカンペチェは16世紀、スペイン軍によって征服され、貿易港へと変貌しました。 17世紀に入り、海賊からの襲撃を防御するために大要塞が造られました。今も7つの砦が昔のままに残り、コロニアルな街を囲んでいます。

オアハカ歴史地区とモンテ・アルバン遺跡
 オアハカは紀元前から、サポテカ族が支配していました。その聖所として造られたのがモンテ・アルバンの遺跡です。13のピラミッドのある広大な遺跡で、また7号墳墓からは数100点もの宝石、金銀の財宝が発見されました。
  オアハカ市内のサントドミンゴ教会の祭壇もまた、宝石、金箔で装飾されています。


メキシコ北部

サカテカス歴史地区
 メキシコ中央高原に点在するコロニアル都市の北口。16世紀からメキシコいちの銀産出量をほこる銀鉱として栄えた街であり、20世紀初頭のメキシコ革命の舞台ともなりました。この地方の砂岩は赤みがかかっていて、その石によって作られた建築物によって、街全体がピンク色を帯びて見えます。

パキメの遺跡
 アメリカとの国境近く、チワワ州マドレ山脈の遺跡。10〜14世紀に栄えたといわれます。当時は5階建ての建築だったとか。メキシコ中央高原文化と北アメリカ文化の重要な交易地だったと考えられています。

エル・ヴィスカイノのクジラ保護区
 南北1680km、世界最長のバハ・カルフォルニア半島の中央付近にあるこの保護区は、クジラの他にアシカやアザラシの繁殖、越冬の地になっています。また絶滅の危機にあるウミガメの保護区でもあり、海洋動物の宝庫です。

シエラ・デ・サンフランシスコの岩絵
 エル・ヴィスカイノ地区のそばのサンフランシスコ山脈では、紀元前1世紀から紀元14世紀頃まで居住していたとみられる民族の岩絵が残されています。人間や動物、魚などが多様な色彩と技法で描かれており、 この辺りの乾燥した気候と孤立した立地により、状態も良く保存されています。