★02年2月 買いつけ旅行編

メキシコシティ||グァナファト||グァダラハラ||タスコ||サンクリストバル||オアハカ

 メキシコシティ 〜ひたすら歩く

 メキシコシティ、着いたらまずは行くのが民芸品市場。シウダデラインスルヘンテス。それから時間があればサンホアンも。ここは主には観光客向け用だけど、とりあえずの値段チェックと目新しいものを探す。もちろん、ここで買う時もあるのだけどそれはだいたい他都市を回って最後に、他では売ってなかったものやこちらの方が安かったもの。シウダデラでは2、3時間ぐるぐる回ってることも。
  今回、最後まで悩んだ商品に砂時計があった。ただの砂時計。だけど手作りらしい素朴な木細工にきれいな色が塗ってあって、なかなかの雰囲気をもったオシャレなもの。ではあるが、この砂時計はとっても時間にルーズそう(笑)。メキシコのだけに。悩んで悩んで、結局やめた。

 そしてもうひとつ欠かせない場所はサン・アンヘルの土曜バザール。ここは土曜に行かないとお店が空いて

サンアンヘル

ないので、スケジュール合わせるのも大事なポイント。ここも、できれば値段チェックしてから地方に行って、戻ってから買いたいのだが2回行ける余裕があればの話し。今回は結局一度しか行けなかった。

  サン・アンヘルは絵画が売っていることで有名なのだが、いつも気になりつつ、買ったことはなかった。ずっと前から欲しいと思う絵描きさんの絵がある。しかし、全部大きいのだ!!持って帰れない。。飾れない。悲しい。

  で、今回買ってきたドミンゴさんの版画は知り合いから「調査」を頼まれていた。彼の経歴やパンフが欲しいとのこと。最初、売っていたのはセニョーラだけだったので彼女に聞いてみる。しかし、そう言ったものは何もないとのこと。良かったら、今度タイプで経歴を打ってきてあげる、と言っていたがもう一度来れるかはわからないので断念。その場で聞いてもいいんだけど、本人じゃないのに根掘り葉掘り聞くのはちょっとためらわれる。
  そこへドミンゴさん登場!で、彼はこの版画をどうやって作るかということをガンガンと話し始めた。そしてしゃべるだけしゃべってさっさと去って行ってしまった。

 そしてそして、一番歩き回る所が、ピノ・スアレス地区の問屋街。この辺りは色々な種類の問屋さんが集まっている地区で、あっちもこっちも見て歩くとホントにもう、へとへと。しかも方向オンチの私は迷いまくる。同じ店をも一度探すのに一苦労。できるだけ迷わないようにと、いつも一番良くわかっている「はず」の布屋さん街から始める。この問屋街は、それこそ普通の生活用品が主だから、布もそれこそ普通の布がほとんどだが、少しだけ、エスニック調の生地を扱っている店があるのだ。その店を探してさ迷い歩く。いつも、こうしてさまよううちに知らなかった問屋界隈に出くわす。この度、葉巻の専門店とラッピング用品店発見!(もう2度と見つけられなそう。)そうして、見つけました!布屋さん。ついついいっぱい買ってしまった。

 あとは少し離れた石屋さん(天然石)地区に行く。民芸品問屋のようなメルカドもあって、ここも見る。メキシコのというよりは、グァテマラ、ペルー、インドといった他国の安いもの。手染めのTシャツ屋さんもあって、けっこう惹かれたがこれもやめにした。

 グァナファト 〜いつも懐かしい街

 今頃気づいたのだけど、実際、グァナファトには用事はない。商品仕入れるのは、お隣り、サンミゲル・デ・アジェンデか陶器の街ドローレス・イダルゴなのだ。それでもやっぱりここを拠点にしてしまう。訪れるのが楽しみの街のひとつ。今回は、前回の時に紹介してもらった、日本人宿に泊まった。オーナーの京子さんは世話好きセカセカおばちゃんって感じで、なんとも個性のある面白い人。いろいろしゃべり続けた。

 翌日は留学中に通った学校へ顔を出して、またおしゃべり…。その後、市内の山の上の方にある民芸品屋へ。この店はこの辺りの職人を支援するために民芸品展示スペースを作っているという多分政府系の店で、なんでこんな所に…と言いたくなる不便な場所にある。バスを待つが来ないので歩いて行ってみることに。昇りはキツイが案外近かった。バスだと遠回りするのでとても遠く感じたが。

 ドローレス・イダルゴへは、その時泊まっていた女の子二人と京子さんも行きたいと言うことで、一緒に行くこ

タラベラ工房

とになった。バスで約一時間。だいたいいつも買っている工房に向かう前に、多種の民芸品を扱っている大きいお店を見つけて入る。ここで気に入ったのは、アイアン細工の太陽をかたどったキャンドルスタンドと、果物の形をした容器に入ったキャンドル。でも、これらはきっと(これから行く)グァダラハラ産で、あちらの方が安いと睨んで保留。次はタイル細工のインテリアをやっている工房を見る。キッチンやバスの見本があって、とってもステキ。こういうのができたら良いんだけど。。京子さんたちも喜んで、写真を撮っていたらお店の人に怒られてしまった。

  そして目的の店2軒へ。1軒の店には、お皿をいくつか頼んでいたのだけど、まだ出来ていなかった。しかも大きさを間違われていた。なので、出来てなくてかえって良かったというか。その後、同行の3人は食事でもして帰るとのことだったが、私は食事は後回しでもう少し歩くことに。以前一度行った店を探したのだが見つからず…。その代わり(?)、これまでもたまに見かけていた、少しタラベラ焼きとは違ったタイプの陶器が豊富にある店を見つける。白地に小さな花が描かれていてかわいいのだが、これは1、2種類だけあってもしょうがないかな。。と言うことでやめる。結局、3人と別れた後は収穫なく、グァナファトへ戻った。

 グァナファト後はグァダラハラへ向かい、シティに帰る時にまたグァナファトへ寄って行ったのだが(荷物を置いていたこともあり!)、その時、留学の時に会ったよしさんが京子さんの宿へ遊びにきた。彼は私もホームステイしていた家の娘さんと結婚し、日本に戻った時期もあったが今はグァナファトに住んでいる。ウワサは色々聞いていたけど、会うのは留学の時以来何年ぶりかだった。大人っぽくなったとか言われた(笑)。よしさんは今度、レストランをやるつもりだと話していた。その昔も日本食屋をやると言っていたんだけど、やはりメキシコ人も対象になるマリスコス(シーフード)を考えているそう。今度行ったら、できてたらいいな!

 グァダラハラ 〜また迷った

 グァダラハラは、この商売を始めるようになるまで、来た事がなかった。なので"市内観光"をしたことがない。前回も、時間があったら、メルカド隣りのカバーニャス孤児院(有名な壁画がある)だけでも見よう!と思ったのだけど…今回も見れず。
  で、グァダラハラはメキシコ第2の都市という事で、大きな都市だけど土地カンがないのでいつも動くのがとても不便!ターミナルからセントロ行きのバスに乗り、なんとなく見覚えのある辺りで降りる。メルカド辺りまでホテルを探しに行き、前回はどこも満室だったので不安だったけど、今回は大丈夫。荷物をおいてまずはメルカド・リベルタへ。ここは相当巨大だけど民芸品の店は案外少ない。革製品の店が多い。いかにもメキシカーン♪なブーツとかジャケット、ベルト、売ってます。ぐるぐる回ったけどあまりめぼしいものなし。やっぱり雑貨はトナラかな。
  帰りに2階の食堂街へ。以前読んだ日系人に関しての本に、グァダラハラのメルカドに沢山あるマリスコス(シーフード)の店は、日系人がはじめたもので、日本人女性の名前のついた店がけっこうある、ということが書いてあったので、食べに行ってみようと思っていた。だけども、なかなか見つからなくて、こう言うお店は呼びこみが盛んなもので、その内のRupita(メキシコ女性の名前です)とか普通なお店で食べてしまった。

 さて、翌日はトナラへ。民芸品の町トナラで、市がある日。ホテルのオジさんにバス乗り場を聞いて、すぐにバスも見つかり、ここは順調。トナラへは、1時間くらい、かかる。ボチボチ、それくらい時間も経って、まだかな?まだかな?と辺りを見まわしていた頃。ある町の風景に見覚えがあった。家の壁とかにも「トナラなんとか!」とかの選挙スローガンが書いてあり。あれ、ここだったかな?そして、以前、降りた記憶がある広場があった。ここだ!!と、運転手に確認もせず、降りてしまった。そして、また記憶を頼りに、歩いたかな〜という道を歩く。しかし、行けども行けども…市は見えてこない。おかしいなぁ。。
  さすがに不安になって、歩いていたおばさんに聞いてみた。そしたら…『あと少し、ここからバス乗りなさい』…間違っていた…。そこでぼんやりとバス待ちしてたら、突然記憶がよみがえった!!前も、同じ間違えをした!!!そう、記憶にあったのは、間違えて降りた、この町の記憶だった。。前に来たのは1年前以上とはいえ…アホ過ぎでした。その後無事、トナラには着きましたが、もう2度と同じ間違えしませんよーに!という事で、ここに書いておきます(笑)。

 さてさて、トナラは、町全体に、民芸品の工房が沢山並んでいるのだが、露店市が出る日は更に道なりずーーーーっと店が並んで、圧巻!民芸品好きにはたまりません(笑)。同じようなもの売ってる店は多いのだが。
  今回、とっても沢山目に付いたのは、金色のキャンドルスタンド。鉄を使ったキャンドルスタンドは前から沢山売っていたが、それらが一様に、金色にペイントされていた。ゴールド流行り?あとは、小さなドライフラワーや造花の飾り。別にそれが付いてなくても…というものにもこのラブリーな飾りが付け加えられているのだった。で、ドローレス・イダルゴで見つけて、グァダラハラ産だ、と睨んだキャンドルとキャンドルスタンド、やっぱりありました。断然安かった。でもキャンドルスタンドは、よく見ると鉄の端始末が不完全で、手に突き刺さりそうだったので諦めた。
  それから、トナラはその村の名前の『トナラ焼き』という陶器が有名なのだが、なんでだか私はここでトナラ焼きの店を見つけられない。露店でもほとんど見かけないし。。おかしい!!私的にはあまり好きな焼き物ではないので、まぁ、いいけど。

 この日は、トナラからグァダラハラ市内に戻ってからさらにCASA DE LAS ARTESANIASにも行った。政

トナラ焼き

府系の民芸品展示場といったところ。ツーリストインフォで行き方を聞いて、今度はちゃんと運転手に降りたいところを告げた。着いた時には運転手より先に、隣りにいたニイさんが教えてくれた。こう言うところ、メキシコ人はとても親切。そして降りても良くわからなくて地図を見てると、同じところで降りたそのニイさんがどこに行きたいのかと聞いてくる。なので聞く。彼はわかってなさそう…だけど、あっちだよ、と言う。なのでそっちに行く。…違っていた…。←こう言うこと、ホントに良くあります(笑)。親切は良いけど、「わからない」って言わないで適当なこと、言うんだね、コレが…。で、そこにあった公園(?)の警備のニイさんに聞いた。今度はあってた!

 で、その展示場は、素晴らしかったのです。1階が通常の民芸品売り場、2階が(多分)有名な工房の良質な民芸品が美術館のように並んでいた。それぞれの解説もちゃんと付いてて、もちろんタダだし、写真もOK!ウハウハと写真撮った。1階のものも、質はよさそうだけど、やっぱり高い。
  その中に、珍しいウイチョル族の民芸品コーナーがあった。前から欲しかった「糸絵」も売っていた。これまた絵の解説付き。でも値段の目安がわからない。市内で、ウイチョル族本人達が露店で売ってたりしたのを見たので、そこでも値段を見てからにしようと思う。と言うことで、鑑賞を終えて市内へ戻る。
  ソカロ辺りへ行ってみる。いたいた、ウイチョル族のお姉さん。で、値段を聞いたら、さっきのところよりずっと高いこというではないか。もちろん少しは下げてくれるだろうがそれにしてもねぇ。…。一晩考えよう。
  今日は終了!その日はちょうど、グァダラハラ市創立記念日かなんかだったようで、ソカロ辺りはその記念式典がちょうど始まったところだった。音楽や踊りもありそうで、しばらく見ていたが、エラいオジさんの「グァダラハラの歴史」講演が長い…。疲れていたので帰りました。

翌朝、やっぱりウイチョルの糸絵がどうにもこうにも気になるので、昼のバスに乗る前にもう一度CASA DE LAS ARTESANIASへ。よくよく吟味して、今回の買いつけ品3点を買った。

 タスコ 〜予定は未定

 タスコは、メキシコシティから2時間くらいかかるけど日帰りできない事はない。さくさくっとお目当ての銀製品を買って帰って来よう、と出かけた。そうそう、タスコは銀製品で有名な街。プラタ(銀)、プラタとどこ行ってもプラタ。タスコに着いたのは、11時過ぎだった。帰りのバスの時間をチェック、シティに暗くならないうちに帰りつくには、3時半のバスぐらいがいいかな。約4時間勝負!

 まずはターミナルからソカロに向かっての坂沿いにあるメルカドへ。このメルカドは、斜面沿いにごちゃごちゃと

サンタ・プリスカ教会

並んでいてちょっとおかしな造りのメルカド。ずっと、階段を登って登って行くことになる。(上がり切ると、ソカロに出る)この中に"チアンギス"(露店市の意。でも建物の中にあるところもある。小さな店が集まった店みたいな)がいくつかあり、ソカロ付近の店よりお安いものが多い。ソカロ付近には、いわゆる『有名店』などちょっと高級商品を扱った店が多い。
  メキシコの銀って、高いものはやけにごつくて、安いものはぺらぺらと安っぽくて、デザインもイケてない感じで、仕入れたいと思うものが今まであまりなかったのだけど、今回はけっこうかわいいなと思うものもあって、メキシコの銀も変わってきたのかなと思ってみたり。天然石を沢山使った、アートっぽいアクセサリーを売る店があって仕入れたいと思ったけれど、そこはシルバーではなくステンレス?メッキ?残念。
  とりあえずはもともとお目当てだった、絵文字模様みたいなチョーカーを仕入れ。見てるとあれもこれも欲しくなり、ちょっと違った種類も仕入れたり、で、あっという間に予算オーバーとなった。で、その後は頼まれていた『ペンギン』モチーフのものを探した。いくつかあるけど、これらはどうもいまいち。。一種類だけ、試しに買った。その辺りで、タイムオーバー。ターミナルへ戻った。

 ところが!いざチケットを買おうとしたら、3時半のバスはすでに満席…。次のバスも満席。じゃあ、何時のは空いてるの?と聞けば、なんと20時半!!ショック〜。しょうがない、それしかないなら、とチケット買っても、諦め悪く、他のバス会社ってなかったかな、と奥の方へ行ってみると警備のオジさんが私のチケットを見て、「そのバスはまだだ」と言う。そんなのわかってるよー。「他のバスない?」とオジさんに聞くが「他はない。まだまだ時間あるね、タスコをもう一周しておいで」と言われてしまった。あああ。ガックリの表情をすると、「バスチケットは、着いたらすぐに帰りの分を買わないとね」と言うのであった。(帰る時にもオジさんはまだいて、同じセリフを5回くらい言われた。)

 5時間も時間が出来てしまって、こうなったら、もっと商品を探しまわるしかない。まずは、銀行へ…。タスコでの予算はすでにオーバーだけど、しょうがない!メルカドをもう2周。ソカロ周辺の店をまわり。銀製品以外の小さな露店を覗き。ターミナル裏のチアンギスも覗き。予想以上の買い物をしてしまった私でありました。
  メキシコシティに着いたのは10時半も過ぎた頃。泊めてもらっていた家は、シティのバスターミナルからは普通は徒歩でも帰れるところだったのだが、こんな夜遅くになったらタクシー乗らなくては。タクシー待ちは行列。しかも深夜割増料金。全く、予想外の出費に暮れる一日であった。

 サンクリストバル・デ・ラス・カサス〜遠いけどハズせない

 この街は、かなり南の国境とも近いので(近い「ので」、ってのも変だけど)、バックパッカー率が高い。なんだか、メキシコのほかの街とは雰囲気が違う。民族衣装まとった先住民も多いし、かなりグァテマラチックだ。寒い以外は、私も好きな街だけど、いかんせん、遠い!メキシコシティから16〜7時間。帰りは途中オアハカに寄るので、まだマシです。というか、体力あるうちに17時間バスに乗ろうと思うので先にサンクリストバル。それに、帰りに乗ると、疲れてボーっとしてて、メキシコシティで危険、というのも聞きます…。

 サンクリストバルは、買い物するには比較的楽。小さい街で、ほとんどのものは民芸品のチアンギス(露店市)のようなところで先住民が直接売っているものを買うことが出来る。着いたのは朝7時くらいでして、でもチアンギスが開かれるのは昼頃になるので、ホテルを探してとりあえず寝て、ご飯食べてから出陣。ここのチアンギスはなかなか見ごたえアリです。広場の坂に沿ってずっと店が連なっているのですが、店の場所ってだいたい決まってるみたいで、同じ店は、前と同じ場所にちゃんとある。

 こんな気配りは変かもしれないが、私はいつも1店で集中して買わないようにしています。1店で色々揃うとしても、そしてホントはガーンとまとめて買ったほうが安くなるかもしれないけど、どの店もそれぞれ生活かかっていて大変だろうから、バラバラと皆少しずつ、儲けてね、っていう気持ちでして。といっても、けっこう店によって得意部門があるので、良いモノ探すと案外自然と買う店がバラけるが。。ちなみに、ここでも市場を5周くらいする…。そして、迷った時は、とりあえず次の日に持ち越し。

 帰り際には、ソカロ周辺の店を覗く。この辺りはアンバー(琥珀)の産地で、多くはアンバーの店。また、民芸品屋もあるけれど、ほとんど、市場と同じ物を高く売っているだけ(と思う)。買うものはない。が、1軒だけ、いつも気になる店がある。民族調の生地を使って作った、ランプシェードの店。実は、サンクリストバルでいつも行くお気に入りのレストランで使われていて、いいなぁと思っていたのだか、その販売元の店のようである。しかしランプシェード。ハンパじゃなく、かさばる。。ので今まで諦めていたが、今回はいくつか試してみようかと考えた。電球にカパッと直接かぶせるタイプだと思っていたので、問題なく使えると思っていたが、いざ良く見ると少し違うのだった。日本のものにも使えるか自信なく、やっぱり今回も断念。
  それから、以前あったはずのServinの陶器の店を探す。Servinはグァナファトの陶器だが、なぜかここに「直

サンクリストバル教会への階段

営販売店」があったのだ。兄弟の店、と言うパネルが出ていたが。。ホントかな?だがしかし、前回来たらなくなっていて、…今回も見に行ったがやっぱりなかった。閉店か…。それでも、サンクリストバルでは買い付け順調で、欲しいと思っていたものは1日でほぼ、揃った。移動は翌日の夜行バスなのでまだ1日残っているのだが。

 …と言うことで、翌日は朝一にまずはサンクリストバル教会へ登った。少し小高い場所にあるこの教会、街を一望できるポイントで、なんだか来るたびに毎回登っているのだった。その後はまた街をグルグル。そのうち、今回買ってきたポスターの店を見つけた。イラストっぽく明るい色調でかわいらしい。好みだ。しかし迷う。一旦店を出て…結局その店に舞い戻った。チアンギスにもまた行ってみる。昨日迷いまくった黒地に花の刺繍の小物…これはやめた。

 そうそう、この市場のそばに、スナ・ホロビルというこの地域の「職人」的な先住民が作った織物の店がある。めちゃめちゃ高い。だけど、もちろん質は良いようです。あんまりわからないんじゃない?という感じのものもあるが、織りの技術に詳しい人とかが見たら、違いがわかるそうな。毛糸の織物で、一種類、チアンギスでは見かけないタイプのバッグ、帽子がとてもかわいいのだがホントに高いのだ。どうしてこれ、売ってないんだろう?その後は時間をつぶし、夜22時発のバスでオアハカへ。

 オアハカ〜記憶力欠如!?

 さて、今回サンクリストバル〜オアハカ行きのバスで、トラブルがあった。夜中、サービスエリア(?)での休憩後、運転手が言うのだった。「みなさん、知らされているか知りませんが、今日はオアハカへの途中で『ブロケオ』があるかもしれない。なければ、通れるけど、あった場合は危ないから停まります」とかなんとか。しかし『ブロケオ』がなんだか良くわからない。『ブロック』です。工事??でも「危ない」って言った…なんだろう、確かに、この辺りの道路はバス強盗出没地域だ。。

  『危ない』が気になりつつも、睡魔に勝てず寝る。目がさめたら、果たして、バスは停まっていた。周り真っ暗、なにもない。交通もない。そんなん、こんなところに停まってた方が危ないじゃないの…。でも、寝る(笑)。いつまでたっても、動き出す様子はなく…動き出したのは、明るくなりはじめてからだった。何時間停まっていたんだろう。。かなり、遅れてるはずだ。しばらくして、フチタンに着く。ここは通常だったら真夜中に着くところで、以前、こんな時間に着いてどうするんだろう…と思ったことがあるので覚えていた。ああ。オアハカ着くのはいつになるのかなぁ。。朝着く予定だったのに。それに今日は銀行も行きたいのに。到着、14時でした。

 銀行は間に合って良かった。そうそう、なぜか、オアハカって両替のレートが、ちょっといいんです。だからサンクリストバルでは替えずにオアハカに来たのだった。今回もやっぱり良かったので、偶然ではないはず。なんでだろ?
  そしてご飯を食べたらやる気湧き、メルカドや民芸品店、あちこち覗く。オアハカは本当に民芸品の宝庫で、良いお店もいっぱいあり見たいところが沢山。いつかは扱いたいもののひとつに、オアハカの名産織りタペテがあり、これは普通毛織りだが、良いモノになるとシルク織りがある。そこに更に金糸、銀糸を織り込み、とても手が込んだほとんど美術品。触りたくなる光沢を持っているが、こう言うものは当然ガラスのカバーがかかっているのでした。

 翌日は、オコトラン村のチアンギス(露店市)かハリエサ村に行くか、迷っていたが、今回は行ったことのないハリエサ村に行くことにした。ここは綿織物で有名と聞いていて、でもどういう織物か知らなかったので気になっていた村。
  で、バスターミナルへ行くが次のバスは二時間くらい待たねばならなかった。。どうしよう…と悩んでいたら、オジサンが声をかけてきた。「どこ行きたいの?」ハリエサ村というと、オジさんもそっち方面に行くということで、バスじゃなくてバンが出ているところがあるから一緒に行こうという。おっと。じゃあ、そうしよう!と安易について行ってしまったが…これってけっこう危険行為かなぁ?でもその時はそんな事考える余裕なく、オジさんも「ほら行くぞッ」とすたすた行くので…。そして、そのバンが出るところまでタクシーに乗るといい、タクシー代もおごってくれた。良い人だった!

 ハリエサ村は、本当に小さな村だった。中心に小さなメルカドがあり、周りにいくつか小さな店があり。この織

ハリエサ村の立派なサボテン

物だけで生活しているかのような村。役場の裏の集会所のようなところでは、オジさんたちが集まっていた。そばの小学校が休憩時間になり、広場に出ていた一軒の屋台に子供たちが群がっていた。平和な街でした。

  帰り、バスを路上で待つ。そう、いつも行くオコトラン村の途中にこのハリエサ村があるのだが、ターミナルからオコトラン行きのバスは少ないのに、帰り、オアハカ行きのバスはかなり頻繁に通る。これっておかしいなぁって思っていたんです。で、帰り、オアハカに着いて思い出した。バスターミナルとは別に、市内に小さなバス乗り場があって、ここからオコトラン行きが沢山出ていることを!前回もこの市内のターミナルに着いて、今度はここから乗ろう!って思ったのに。。トナラ行き事件といい、どうして私は学ばないのでしょう…って言うか忘れっぽい?

 その後は、またメルカドへ。ここでなんとグァナファトの宿で会った女の子に遭遇!ビックリしました。彼女は、オコトランに行ってきたそうです。それから民芸品メルカドへ向かうところで、久々なナンパ君に出会った。ヤツは、ギターをかかえて、歩いていたのだ。なにこの人?って目で、ヤツを見てしまったのが間違いだった。「オラ!」と言って、私に着いて来るのだった。…無視しよう。なのになかなか、しつこい。しかも、「海に行こう」といきなり言う。ギター小脇に「海行こう」…ヒモだ、ヒモ!!こうやっていつも外国人女の子ナンパしてんだろうなぁ。。

 で、民芸品メルカド。ここは、オアハカの中じゃ一番イケてない民芸品売り場かもしれない(笑)。メルカド全体がくらーいのだ。人も少ないし。だけどタペテとアレブリヘスのお店がけっこうあるので、いちお見に行く。わりと庶民派な出来と値段。
  今回は、またしてもペンギンモチーフのアレブリヘスを探していた。だけど当然ペンギンモノなんてマイナーなのであまり見つからない。あっても、これはペンギン?鳥?と言いたくなるシロモノであった。

 買いたい物はほぼ揃い、明日のシティ行きのバスチケットを買った。そして最後に、ソカロに面したカフェでビール一杯。←これがいつも楽しみ(笑)。オアハカのソカロはすごく広々としてるし、緑もいっぱいだし、カフェの雰囲気もいいし、すごーく気分がよいのです♪


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